第18回![]()
お部屋のコーディネートにスパイスが足りないな、でも何を飾れば良いんだろ、という方にぴったりなモギヨシコさんの作品。1枚レイアウトするだけで空間を個性的×お洒落に演出できます。
それでいてモギさんの作品には毎日眺めても見飽きない作家性があって…たった一枚のフォトカードでこの不思議な世界観をつくり出すモギヨシコさんっていったいどんな方なのでしょう。
SNAP-SHOTの存在を知ったのは…写真雑誌「ファットフォト」で紹介されていた記事がきっかけです。へーこんなのあるんだ、と下北のヴィレッジヴァンガードで購入して自分自身の作品を応募してみました。
写真を撮っても発信するのってけっこう大変ですよね。撮っても撮っても行き場がないというか。写真展をすれば費用も時間もかかってしまいますし。ネット上で発表するという手もありますけど、それはなんとなく違う感覚があるし。ちゃんとリアルな写真として扱ってもらえる写真の行き場、それがSNAP-SHOTだと思います。
写真を撮ると身構えるよりも、服を選ぶような気軽な感覚になった方が良い写真が撮れる気がしますね。皆さん、好きな色や形の洋服を着ているじゃないですか。それと同じで、自分が心地よい色や形のアイテムを並べて、試着のような感じで入れ替えながらシャッターを切っていくと良いかもしれません。
SNAP-SHOTで取り扱いの私の作品は、自宅で飼っている動物を撮っているものが多いんですが、ピースケ(モギさんの飼っているインコ)の機嫌や性格を考えつつ、一緒に遊びながら撮っています。自己中心的になって撮らないようにだけは気をつけています。ペットを撮る時は、お互い楽しく遊びながら、あまりペットにストレスを与えないようにだけ気をつけて撮れば良いと思います。
SNAP-SHOTの作品のような流れとは別に、ドキュメンタリーの作品づくりもしています。今は、渋谷の駅前で靴磨きをしているおばあちゃんを1年前から撮り続けています。お客さんに「こんな靴はいてちゃダメだ!」と言っちゃうような頑固なおばあちゃんなんです。いつ撮り終えるのか、ちょっと自分自身でも分からないですね。1年撮り続けても、もう終わりだという気はしません。その人の人生まで写せた時にやっと終わりになるのでしょうか。考えてみれば、その人の人生を写そうとしたら、1年で撮り終えるなんて失礼ですよね。いつの日か、どんな形になるか分かりませんが、皆さんに見ていたける機会が作れたらと考えています。

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N.SHIRAIWA PROFILE
1977生まれ。茨城県出身。ブライダルカメラマン、スタジオマンなど経験後、雑誌やwebのお仕事をしながら、現在は結婚して嫁と写真の融合「嫁グラファー」として日々模索中です。