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  2. 第14回 子どもたちの病室を明るくしようプロジェクト

子どもたちの病室を明るくしようプロジェクト

2008年8月にはじまった「子どもたちの病室を明るくしようプロジェクト」。
アジア・チャイルド・ケアリーグの代表、渡辺さまと一緒にはじめたこの企画は、渡辺さんがメインとして活動されている ベトナム中部の町フエの小児病棟における、「殺風景な小児病棟の病室を明るくし、闘病中の子どもたちに笑顔になって もらおう」というコンセプトのもと始まった企画です。
具体的には、写真花を運営するカンミ堂の商品、“どこでもマグネット”を使い写真を飾って壁を装飾し、そして病室を少 しでも明るくしよう!!という内容。ちょっとしたことですが、前回子どもたちの間でこのプレゼントが大好評でした。
第二回目の今回は少しプレゼントに工夫をほどこしました。
第一回目同様、現地の様子を渡辺さまよりレポートいただきます。

第一回 「こどもたちの病室を明るくしようプロジェクト」の記事はこちら

待ち遠しい子どもたちの笑顔

2008年の夏に「子どもたちの病室を明るくしようプロジェクト」を発足し、カンミ堂様よりどこでもマグネットをプレゼ ントしていただきました。 昨年の夏はカンミ堂さまで取り扱っているデザインのどこでもマグネットをいただいたのです が、今回は“日本とベトナムの架け橋”というテーマをもとに、国旗デザインのどこでもマグネットを作成していただきまし た。ベトナムの国旗は日本と同じでとってもシンプルなデザイン。前回子どもたちから大反響だったどこでもマグネットで したが、今回もまたとても喜んでもらえました。
それでは、現地での活動内容を報告いたします。

ベトナム中部に位置するフエへの移動は、丸1日を要してしまいます。今回は4月3日から12日の計10日間の滞在でし た。時間は限られていますので、翌日からすぐに活動開始です。フエ到着翌日、私が活動をする小児病棟では「家族の会」 という会合が開かれました。この「家族の会」というものは、医師による治療や予防法に関する説明、治療にかかる交通費 だったり緊急医療の援助を受けるための、家族の方のレジスター(登録)などを行います。主にこのような内容ですが、 小児がんの病棟に通院する子を持つ親ごさんやその家族の方たちが、同じ想いをしている別の家族の方たちと出会うこ とでお互いに励まされたりと、物的援助以外で精神面でも大きな意味を持つ会となっています。

どこでもマグネット ベトナム国旗デザイン

今回プレゼントしたどこでもマグネット。ベトナムと日本の架け橋となるよう、国旗のデザインです。

前回プレゼントしたどこでもマグネット

前回プレゼントしたどこでもマグネットも、ちゃんと飾ってくれていました。

どこでもマグネットベトナム国旗柄プレゼント!

その「家族の会」の中で、ちょっとしたイベントとしてどこでもマグネットをプレゼントしました。 昨年の夏にどこでもマグネットを受け取ったときとは、子どもたちの反応は少々違う印象を受けました。 前回は初めて 「どこでもマグネット」という今までに見たことのないものを目の当たりにして、子どもたちはその機能に驚いている様子 でしたが、今回はどうやらベトナムの国旗というデザインに見入っている様子でした。 2007年にサッカーのアジアカップ が4カ国共催で、ベトナムでも開催されました。このとき、予選のグループリーグでベトナムと日本が対戦したことは記憶 に新しいのですが、ベトナムではサッカーが国民的スポーツであり、子どもから大人まで大人気のスポーツです。 そんな理由もあってか、国旗のデザインは子どもたちの興味を大いにかき立てたのだと思います。

写真に限らず、何かを飾ることで子どもたちは気分的にリラックス出来るようでした。自分で書いた絵、自分で織った折り 紙、家族の写真などなど。。。 中にはどこでもマグネットだけを壁に貼付けて特に何も飾っていない子もいました。それで もその子は、2つ並んだ国旗を眺めて嬉しそうな表情を浮かべていました。ちょっと前までの病室は殺風景で、寂しげな病 室でしたが壁に装飾をほどこすことで、こんなにも環境が変わるんだとあらためて感じました。

国旗を眺めてるだけで楽しいんだよ

飾るものがない?
いえいえ、この国旗を眺めてるだけで楽しいんだよ。

ダットくん

ドラミちゃんが好きなダットくん。すこし恥ずかしそうに、自分で書いたドラミちゃんの絵を飾ってました。

ロンくん

前回喜んでくれたロンくんは、半年でかなりお兄ちゃんになりました。 今回の国旗柄も気に入ってくれている ようです。

Smiling Baby

年齢に関係なく、みなプレゼントを喜んでくれていました。

いろいろなものを飾る、その中でも写真の存在感は違う

子どもたちはいろいろなものを壁に飾りますが、やはり写真が飾られていると、盛り上がり方も違うようです。写真の中に 映っている子どもたちや、家族の方について話題が膨らみ、会話も増えて病室がとても明るい雰囲気になります。病室の壁 に何もなかった頃と比べると、それはとても大きな変化であり、子どもたちだけでなく、家族の方や病院関係者の方にも良 い影響を与えています。闘病中の子どもたちにとって、病室は決して居心地の良い場所ではありません。ちょっとしたことで すが、「なぜ今まで気づかなかったのだろう?」そんなふうにも思っています。寂しげな空間を少しでも明るく出来るように と昨年夏から始まった『子どもたちの病室を明るくしようプロジェクト』。まだ始まって2回目ですが、昨年夏同様今回も 子どもたちには喜んでもらうことが出来ました。

私たちは現在ベトナムを中心に活動していますが、世界中には 同じ様な境遇の子どもたちがたくさんいます。地道な活動です が毎回現地を訪れる度に見えることがたくさんあります。次の 現地訪問は今年の夏を予定しております。その時もまた、子ど もたちが笑顔になってくれるような何かが出来たらと考えてい ます。毎回援助いただいている、カンミ堂の皆さまからも「また 次回も出来る限りのことをさせて頂きます」と、嬉しいお言葉を 頂いています。次回の、『子どもたちの病室を明るくしようプロ ジェクト』でも、カンミ堂さんと一緒に素敵な援助活動が出来 ればと思います。

以上で今回の活動の報告を終わりにします。 最後まで読んでただき、ありがとうございました。

NPO法人アジア・チャイルドケア・リーグ (ACCL)
http://www.accl.jp

感謝の手紙

↑ ありがとう!! の気持ちを込めて、フエの子どもたちからお手紙をいただきました。