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  2. 第12回 デジタルフォトフレーム写真展「Shoot on the Street! 」

デジタルカメラについて

デジカメだから表現できる世界がある

——二見さんってこれまでどんな活動をされてきたんですか。

二見「今まで撮ってきたのは、スキー、ヨット、モーターボートなど動きのある被写体が中心ですね。でも、もともとはモノクロのオリジナルプリント(フィルムと高級な印画紙で表現するアート的な写真技法)が好きで、写真学校時代は6×6のカメラをぶら下げて、静的な風景写真を撮ってばかりいました」

愛用のカメラは何ですか?の質問に
「自分のカメラにこだわりはありません。
僕にとって、カメラは表現するためのアイテムの一つにすぎないんです。 それに、どんなカメラも使い方だし、それぞれに良さがありますから」と二見さん。

——だから、単なるスポーツ写真にならず、構図にアートっぽさがあるんですね。

二見「写真学校に行く前は、美大に通って絵描きを目指していたのでその影響もあるかもしれません。世界的に有名な写真家ロバート・キャパの著書に『ちょっとピンボケ』って本があるでしょう。それを美大生の時に読んだら、これは絵を描いてる場合じゃないな、と(笑)。それから、カメラマンを目指しはじめました」

——今、メインで使っているのはもちろんデジカメですよね。デジタルフォトフレームを使っての写真展で、カメラはフィルムだったら、ちょっと驚いちゃいますけど。

二見「3年くらい前までは、フィルムカメラを使っていましたけど、今はデジタルカメラです。フィルムにはフィルムの良さがありますが、今は使っていませんね。デジタルカメラでは、フィルムの撮影に比べて時間のかかる難しいことも簡単にできるので…」

——フィルムでは難しくて、デジカメだと出来ることって具体的に何でしょう。

二見「デジカメだとその場でモニタを見て、被写体との距離感やブレ加減、止まっている部分などを感覚的につかむことができるので微調整がしやすいし、スピーディに撮影できますね。フィルムを否定しているのではなく、それぞれ出来ること、出来ないことがあるということです。

僕もフィルムカメラでかなりの期間、経験を積んだので不可能ではないですけど、完璧な1カットを撮るために多くのフィルム を使うことになったと思います」

愛情が注げるものなら何でも写したい

——今後、デジカメで撮っていきたいテーマはありますか。

二見「今回のストリートサッカーでいうと、もっとリアルに被写体と向き合いたいというのはありますね。今までの作品は創り込んで撮影した部分もありますので、ヨーロッパやブラジル、アフリカの街角で行われているような本当の遊びとしてのストリートサッカーを撮影したいですね。

もちろん、国内でも、子どもたちの試合以外のサッカーも撮影したいですね。『試合の前後』のような練習や遊びがあってはじめて試合があるわけで、僕はそれまでのプロセスの方が興味があります。

それ以外となると、サッカー系にこだわらず、愛情を注げるものなら何でも写したいと思っています」

——これから作品がどんどん発展していきそうな雰囲気ですね。

二見「そういう意味でいうと、ストリートサッカーをこれまで僕はスチールで撮影してきましたが、最近では動画でも撮影・編集の協力をしています。それがDVDとして発売されていまして、amazon.comではスポーツ総合のランキング最高で2位、サッカーカテゴリでは4ヶ月連続TOPに輝くなど、好評でした。『ビリーザブートキャンプ』のブームが到来した途端、スポーツ総合からははじき出されてしまいましたけど(笑)」

FAST ルール・オブ・ザ・ストリート

二見さんが撮影・編集に全面協力した
「FAST ルール・オブ・ザ・ストリート」。
vol.1は、amazon.comサッカーカテゴリで4ヶ月連続TOP。

2008年4月発売のvol.2は、発売と同時にサッカーカテゴリTOP。

DVD「FASTルール・オブ・ザ・ストリート」の映像の一部がこちらのサイトでご覧になれます。
http://2fast.jp/

——そのDVDはそこまで人気があるなら続編も決定しているのではないですか。

二見「既に2008年の4月に第2弾が発売されていまして、サッカーカテゴリのTOPにもなりました。このDVDはストリートサッカーの本を一緒に作ってきた編集者の本間光くんが会社を辞め、立ち上げたムービーレーベルから発売されているものです。レーベルのWEBサイトでサンプルムービーが見られますので、一度、覗いてみてください」

——活動や考え方を伺っていると、二見さんにはカメラマンというよりも、クリエーターという肩書きの方が似合いますね。最後に写真花読者へのメッセージを。

二見「デジカメは、いろいろなチャレンジがしやすいアイテムなんです。せっかくそういう新しいものを手にされているのですから、今までの常識にとらわれずたくさんのチャレンジをしてみてください」

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