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第5回レクチャー

女子カメラ編集部インタビュー

女性の一眼レフカメラユーザーをメイン読者に創刊された女子カメラ。編集長の天野さんをインタビュー。

こんな写真雑誌、今までなかった

とある日の休日。近所の本屋さんでふと写真雑誌コーナーを通り過ぎようとした時、目に入ってきたのが最近、創刊された写真専門誌「女子カメラ」でした。写真専門誌にも関わらず、まるでファッション雑誌のようなお洒落な装いの表紙、モデルに女優の佐藤江梨子さんを採用している流行感覚に驚き…。中身を開いて、女性向けにも関わらず、一眼レフをテーマにした今までなかったコンセプトに二度驚き…。

“ただものじゃないっ”! この言葉を胸に抱き、翌日、女子カメラ編集長に取材申込を行いました。毎回、クリエーターのお部屋を拝見しているこのコーナーですが、今回は編集部を訪問させていただきます。

天野編集長

この夏、ムック本から季刊創刊を果たした「女子カメラ」の天野編集長。

一眼レフ女性ユーザーのための雑誌

さて、まずは電話にて取材申込…。次に書面にて取材申込…。そして、また毎夜電話による取材申込攻勢…。毎回いただくのは「編集長は外に出ています」のお返事…これ以上、つきまとうとストーカーじゃないか、と思った矢先、やっと編集長から、「いいですよ、じゃあ、いつにしましょう」と連絡をいただきました。knocked on The door!!

——女性をメインの読者にした写真雑誌の創刊が相次いでいますが、一眼レフをテーマにしたものは初めてですね。この女子カメラは、天野編集長が企画立案されたそうですが、どのようなことから、この企画はいけるっ!と確信されたのですか。

天野編集長「あるカメラメーカーの写真コンテストで応募者の7〜8割が女性というのを聞いて、潜在的な読者がいるなというのがまずありました。それに、インターネット上にも、女性が一眼レフで撮影された写真がたくさんアップされてましたし…それで“女性×一眼レフ”をコンセプトにしたムック本の企画書を会社に出したんです。前例がないだけに『ほんとに大丈夫か?』という声が社内にありましたし、何よりも自分自身で半信半疑でしたね(笑)。やりたい企画ではあったんですけど、本当に100人も集まるのかどうか、と。出版する前は不安でしょうがなかった(苦笑)」

天野編集長

全自動で撮影しているにも関わらず、なぜか天野編集長の視線がこちらを向くとピンボケ気味に。ですので横向きのカットになっています。ご了承ください。

女性から支持される女優陣が表紙

——タレントのはなさんが表紙のムック本として出版された「女子カメラ」は28〜35歳を中心とする女性の支持を得て、2007年夏発売の3号目でついに季刊発売が決定。女性のための写真雑誌という切り口を天野編集長は実際の誌面づくりでどのように考えてこられたのでしょう。

天野編集長「女性の方がいつも買っている風な、親しみのある女優・タレントを起用した表紙や紙面デザインにしたいと強く思っていましたね。多くの女性が写真撮影は好きだけど、おたくじゃないはず。だから、著名な写真家の作品ではなく、一般女性の写真作品を100人分掲載する構成にしたんです。ラブが入った写真、撮った本人しか分からないかわいい写真…そんなものこそ女性読者に届くと考えていました」

遠藤さん

女子カメラなら、編集部全員女性と思い込んでました。編集スタッフ第1号の遠藤さん。「本屋で女子カメラを見て、求人ありませんか、と電話問い合わせしたのが入社のきっかけです」

カメラのこと知れるといいよね

——ムック本からスタートして、遂に季刊発売。女子カメラを通して、今後どのようなことを読者に伝えていきたいですか。

天野編集長「一言で表現するともっとカメラのことを知れるといいよね、っていうことでしょうか。カメラが違えば、もっとかわいく撮れるよ、未来に残せる写真が撮れるよ、ってことを伝えていきたい。コンパクトカメラでもスタイリングに凝ればクオリティの高い作品が撮れますけど、一眼レフはより自在。自分の表現がもっとできるはずです」

写真花は「写真を撮る」「写真を飾る」ことをテーマにしたWEBマガジンです。「写真を撮る」という点では、一眼レフ派の方にこれ以上の教科書はありません!ぜひ一度、手にとってご覧ください。

[取材協力]
女子カメラ編集部
佐藤江梨子さんが表紙の「女子カメラVOL.3(季刊創刊号)」は、全国の書店で発売中。定価1000円(税別)。
http://joshi-camera.com/

石田さん

編集スタッフ第2号の石田さん。「かわいいものと、イラストと、写真好きな人募集という求人広告を見て『ハーイ』と手を挙げました」