
そうですね。自然を写し込む風景写真はかなり難しいと思います。
自然の雄大さや空間の大きさを表現しようとすると、
「何を見せたいのか」がぼやけてしまいがち。
例えばそこにテントがあったり、イスがあったりすると、
自然との対比ができたり、アイキャッチャー的な役割ができますよね。
そういう意味でもアウトドアの写真には、風景以外に何か
ポイントになるものを写し込もうとという意識はしています。
そしてポイントになるものは少なければ少ないほど効果的ですね。
例えば広い草原にテントがポツンと1張り。こういうのが 印象的かなぁと。ポイントになるもの以外、余計なものは 写らないように・・・・を意識しています。
構図は最近ワンパターンになりがちで・・・(笑) 基本は「空を大きく写す」と「目線は低め」です。 地面はギリギリまでカットし、その分空を多めにします。 自然と縦位置が多くなるのもそのためでしょうか。 空を大きく写そうとすると、必然的にアングルは低くなりますよね。
光の使い方について。好き嫌いがあると思いますが、
私は逆光が好きでよくそういうポジションで撮ったりします。
なるべくフレアとか入らないほうが理想なんですが、
入ったら入ったでそれもまた味があるかなって思います。
フレアを消すために構図を変える、なんてことはしませんね。
私にとっては構図のほうが大切です。
正直言うと超広角欲しいです(笑) 手持ちのレンズで最も広角なのが18mmなのでフルサイズ換算 で29mm。もうちょっと広いレンズが欲しいところですが、 無いなら無いなりにという感じで。
家の写真ではタテ位置がかなり多くて…
全体の7割くらいでしょうか。
床と天井が入っていないと、締まらない印象になってしまいがち。
室内では狭い場所が多いので床と天井を収めようとすると、
タテ位置になります。
特に吹抜けや廊下、サニタリー、トイレなどはそうですね。
逆にリビングやダイニングなどはヨコ方向の広がりを
伝えたいので、ヨコ位置です。
撮影時間にも少し気を使います。
お昼よりは朝日や西日が射し込む時間帯のほうが、部屋に表情が
出て好きです。そういうシチュエーションでは室内を暗めに
露出調整して、光を強調するようにしています。
夜間は間接照明を使うとオシャレな雰囲気が簡単に出せますよね。
ホワイトバランスはオートにせず、照明の明かりで
少しオレンジ色っぽくなるように調整しています。
子供の動きは予測不能ですからね(笑)。
カメラを見ると構えてしまうので、極力ばれないように。
子供の後ろ姿が好きなのもあって、気付かれずに撮れること
が多いです。
後ろ姿って哀愁があるじゃないですか。子供でもそうなんです
よね。後ろ姿を見て「あぁ、成長したなぁ」って実感できたり
もします。
ノーファインダーで撮ることも多いです。正面からのアングルでは
ノーファインダーでパシャパシャしています。
斜めになったり被写体がはみ出したりして失敗写真も多いですが、
その中にも面白い写真があったりして楽しいですよ。
wataruさんのインタビューの続きは、
3月25日の写真花にて公開します。次回のテーマは「写真を飾る」
「写真とのつきあい方」を中心にお話しいただきます。
待ちきれないよ、という方は
wataruさんのブログサイト「Sunny*Side」にJUMP!
http://mistral55.qee.jp/
三重県のとある街にwataruさんは、住んでいます。 お仕事は建築関係。年齢は197?年生まれ。 そこから、大好きな大好きな、日々の暮らし、サーフィン、 家族、アウトドアの写真をご自身が運営するブログサイト 「Sunny*Side」を通して、発信しています。
そのブログサイトのことをご自身は「いわゆる自己満足サイト」 と表現されていますが、まるで写真集をめくるような気分で 読める希少なブログサイトです。ブログなのに、ここでは、 たしかに季節が移ろい、日々が流れています。
今回、正面の顔写真なし、名字を伏せてなら…ということで インタビューに応じていただきました。
「Sunny*Sideの運営者、wataruさん」