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  3. 『ロモ ビヨリ』第6

半年前から編集部が考えていたことが遂に実現。フォトグラファー+ロモ=ロモグラファーの雨樹一期さんの連載スタート。とっても奥深いロモの世界を案内してもらいましょう。今までロモを食わず嫌いだった方も読んでみてくださいね。

春です。元気です、雨樹一期です。
クロスプロセス(以下:クロス)については前回も話しましたね。そう、写真を革命的色彩に変えてくれるもの。なもんで、『ほんま、一回でもクロスやってもうたら、なんかノーマル現像の色が物足りんくなってまうねん』って感じ。
ある意味、どんな写真でも良いものに変える力があるので、アングルを考えず、その被写体の一番いい味も見つけず、ただ撮ってるだけになることもあります。なのに、腕があがったと錯覚に陥る可能性もあります。ていうか、実際にありました(お前がかよっ)。 といってもクロスには、とんだ大~失~敗~もあります。これは避けては通れません。全てが台無しってことも。
そこで参考までに、今回はクロスで色が転ぶ、その基本色のレクチャーを。でもやっぱり失敗もしてみて下さいね(笑)。その数だけ写真は上達しますから。

まずは一番、クロスらしい?失敗の少ないフィルム。
コダックのエクタクロームEPPです。無難です。使えます。でも生産は中止されてるので、今や大きい店舗でしか見かけません。今のうちに買いだめもありですね!

同じく生産中止されたEPN、こちらもいい発色しますが、少し青味が強くなります。書籍「しあわせの観覧車」の表紙もこのフィルムです。

青といえば、AGFA Precisa CTやLomography X-Pro Slide Filmがあります。
X-Proはクロス専用に作られただけあって、コントラストはかなり激しいです。なので明暗のある木陰なんかで撮ると色が潰れてしまいがち。でも空との相性は◎。これで一日の空の移り変わりだけを撮っても失敗のない、なかなかな作品ができます。

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エクタクロームのタングステンフィルムEPYも青ですね。

黄色に転ぶのは、同じくエクタクロームクのE100VS。基本的にクロスってのは逆光で撮影すると、その特徴が強くでますね。太陽と反対側を撮ると、バランスのいい、色転び方をします。

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ここからはフジフィルム。PROVIA100FとTREBI100Cはよく似てますね。緑に転びます。でもまれに水色が顔をだします。これが絶妙で、僕が一番好きなクロスフィルムです。でも失敗も多いフィルムなんです。

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ASTIAは思いっきり、ピンクです。エロスなものでも撮るといいかもしんないですが、日常的にはあまり使えないかもですね。好きな方は好きかもですが。

VELVIAは赤ですね。はじめてこのフィルムでクロスして、「クロスおもんない!」って思う方もいると聞きます。僕もクロスとしてはほぼ使いません。

PROVIA400Xはなかなか重宝できます。E100VSに近いですね。
大化けはあまりしないですが、全体的に色彩を強め、だけど淡いオレンジ調な、現代的なノスタルジックな写真ができます。失敗も少ないフィルムだと思います。
感度が400なので、若干の粒子の粗さはありますが、それがまたレトロ感を強めてると思います。

さて、好きなクロスフィルムって好みにもよりますが、いろいろと撮り比べるのも楽しいと思います。今日紹介した写真はその特色をメインに選び出したものなので、まだまだ載せたい写真がいっぱいありましたが、それはまた少しずつ。

私事ですが、現在原宿のデザインフェスタギャラリーイーストにて、アートユニット『類型:(ma)(ma)(go)(to)』作品展開催しています。
僕はトイカメラによる動物展やってます。入場はもちろん無料。イラストと写真でプチ動物園となってます。

日時:2009.4.12(日)~5.11(月)
会場:デザインフェスタギャラリー イースト お風呂
時間:11:00~20:00 
http://www.designfestagallery.com/index.html

近郊の方は是非見に来てあげてやってください♪

☆公式サイト
「ロモグラファー雨樹一期」
http://www.amaki15.com/
☆ブログ
「LOMO日和」
http://amaki15.blog90.fc2.com/
☆書籍
「しあわせの観覧車」