1. HOME
  2. 写真花 連載コラム一覧
  3. 『ロモ ビヨリ』第5

今回は、フィルムレクチャーの上級編。フィルムの基礎知識を正しく理解すると、雨期一期さんのような幻想的な写真テクに一歩近付けるかも!?

春がきたーーと浮かれてます、雨樹一期です。こんにちは。 さて、今回はおまちかねw?クロスプロセスの世界を。 まずはなるべく簡単に、メカニズムを。

さて、フィルムというのは、コラムの第三回で説明したカラーネガと、第四回のリバーサル(ポジ)がありますね。モノクロもありますが、それは今日はおいといて。 カラーネガとは一般的なカラーフィルムで、使い捨てカメラに入っているのもそうですね。露光の寛容度(ラチュード)が広いフィルムです。つまり露出を失敗しても影響が少ない、初級者向けのフィルムですね。現像後は茶褐色で、反転しないと色が確認出来ません。
リバーサルは被写体の明暗や色彩がそのまま鮮やかに再現され、解像度も高い反面、露光の寛容度(ラチュード)が狭く、露出をしっかりと合わせないと、露光不足や露光過度などが起こりやすい、上級者向きのフィルム。 現像後は、フィルムにそのまま画像が映し出されているので、色合いもその通りに分かるもの。スライドフィルムとかも言われてます。

雨樹一期の今月の写真作品

フィルムを理解すると自分である程度、色を操れるのです!

双方はもちろん現像工程も違います。 難しいので覚える必要はないですが、一応簡単に説明を。 カラーネガは発色現像→漂白→定着→安定という4段階の液に浸すのに対し、 リバーサルはその前に、第一現像→反転という工程が入ります。 (現像工程には他に「水洗」などもあります) ちなみに第一現像というのは白黒現像のことです。 これを詳しく説明すると、長くなるし、誰も付いてこれないので(僕もw)、これくらいに。

クロスプロセスというのは、文字の通り、その(現像)プロセスをクロスすることです。一般的なクロスプロセスは『リバーサルで撮ったものをネガの現像工程で処理』するってこと。『ネガで撮ってリバーサルの工程で~』、もやったことありますが、いまいちでした。
これはいわゆる誤現像ってやつなんです。
でもそれをあえてやっちゃうってわけ。
そしたら、色が覚醒するんです。ていうか、壊れちゃう~って感じでしょうかw。正しくないことをしているので、当然正しくないものが生まれるってことですねw。でもその壊れっぷりが面白い。
でもでも「あなたの思い通りにはならないわ!」っていう、あまのじゃくw。 大失敗もあれば、とんでもない写真が出来たりもするんです。まさに、予想不可能な無限の可能性ってやつですね。
ほらほら、なんかワクワクしますねー♪
1度この世界にはまれば抜け出せないですw。

そして、これまたフィルムによって、全く違う色になるんです。 ベース色があるので、「赤」「青」「黄色」「緑」など、自分である程度の色までなら操れるってことです。 だけど、そこからどうなるかは運任せ。
ともあれ、ビビットな色が好きな方はぜひ試して欲しいです。

フィルム別はまた次回に♪

クロスプロセス写真をもっと見たい方へ♪

☆公式サイト
「ロモグラファー雨樹一期」
http://www.amaki15.com/
☆ブログ
「LOMO日和」
http://amaki15.blog90.fc2.com/
☆書籍
「しあわせの観覧車」