1. HOME
  2. 写真花 連載コラム一覧
  3. 第25回『写真を楽しむ、写真で楽しむ』

第25回連載コラム

写真雑貨を創作する・saorinの
『写真を楽しむ、写真で楽しむ』

「今月は初心に帰ろう」と、saorinさん。普段の生活で使っているもの、身の回りのちょっとしたものが、こんなに素敵なフォトフレームになってしまうんだ!と、思わず言ってしまいそうな楽しい方法がたくさん。最後までお見逃しなく!

「写真の見せ方・飾り方」

こんにちは、saorinです。いつの間にやら梅雨明け! 一気に夏本番になりましたね。皆さん、夏バテしていませんか? 子どもの頃、夏に口にするものと言えば、冷たいジュースやアイスばかりでしたが、すっかり大人になった今は、なるべく温かいものを取るようにしています。人って年を重ねると、自然と自分の体をいたわるようになってくるんですね。(でも、お風呂後のビールはやめられませんが!(笑))

さて、このコラムも、このところ旅がらみの内容が続きましたが、久々に(?!)「写真を楽しむ、写真で楽しむ」の初心に帰り、今回は“写真の見せ方・飾り方”について書きたいと思います。今まで、著書・その他で紹介してきた、saorin流・写真ディスプレイのまとめ、はじまりはじまり~。

「ハンガーに写真を吊るして飾る」

私が最初に思いついた、いわゆる“普通でない”写真の飾り方です。ハンガーは、何も洋服を吊るす役割だけではありません! 洗濯物みたいに、ガンガン写真を吊るしちゃいましょう(笑)。大きなハンガーには、A4サイズの写真がぴったり合います。ちなみにこれは、2008年のPhoto Imaging Expoのノーリツ鋼機さんのブースで展示させてもらった時の写真です。一枚のペラ写真をそのまま吊るすのではちょっとボリュームが足りないので、ハレパネに貼った厚みのある写真を木製ピンチで吊るしました。

同じハンガーでも、こちらはずっと昔に工場で使われていた無骨なもの。だいぶイメージが変わりますね。

「バインダーに写真を留めて飾る」

今の我々の生活になじみのある、バインダー。私も仕事の時、書類をはさんでよく物を書いたりします。ところどころ禿げかかった古いバインダーを額代わりにしたら、ちょっとしたインテリア雑貨になりました。地が白いバインダーなので、クラフト紙を間にはさみ、ちょっとしたアクセントに。クラフト紙の上下を手でやぶくと、手作りならではのぬくもりが出ます。

こちらは、今文房具屋さんで売られている市販のバインダーを使った写真。カラフルなマスキングテープを使ったので、だいぶポップな印象です。普通のL版写真も、こんな風に飾ると動きが出てなかなかよいですね!

さらに、バインダーを使ってもう一つ。白い用紙にL版写真を貼り、お尋ね者の貼り紙のように仕立てました。手書きのメッセージと、両面テープで貼った赤い鉛筆がポイントです!

「紙袋で写真を飾る」

お次は、紙製の手提げ袋を額に見立てた飾り方です。こちらは、市販の紙袋に、2Lサイズの写真をそのまま貼ったもの。写真の下に“I Love Photo”のスタンプを押しました。写真ではちょっとわかりづらいのですが、ミモザのお花を挿しています。紙袋はマチがあるので、収納力があるところもポイントです! 一緒にお花を飾ったり、何かほかの雑貨を入れたり。色んな飾り方が楽しめます。

こちらは、写真をプリントした紙を組み立てて袋に仕立てたもの。ワイヤーや紙紐を貼って手提げをつけています。古い定規を入れて、今の我が家に飾っています♪

「木板を額に見立てて写真を飾る」

趣味で古道具屋さんを時々のぞくのですが、よく何の変哲もない木板が置かれていることがあります。ちょうどよいサイズのものがあったらラッキー! お値段もお手頃だったら、ぜひおうちに連れて帰ってあげてください。大きく引き伸ばしてプリントした写真を、ラフにピンで留めるだけで、肩ひじ張らない写真フレームのできあがり。専用の額だと、どうも堅苦しくて・・・そんな方におすすめの飾り方です。

「蝋引き封筒の上に写真を貼って飾る」

もっと雑貨的で、ちまちました飾り方がお好きな方はこちらがおすすめ。女子にも人気の蝋引き封筒を小さな額に見立て、モノクロにプリントした写真を貼り、それをそのまま壁にピンで留めて飾っています。ポイントは、白フチ写真にするということと、外国の古いクーポンをテープ代わりにしているところ。もちろん、この通りにしなくてもOKなのですが、とてもかわいいのでぜひやってみてくださいね。特に白フチ写真は、簡単にできるのでおすすめ! 写真を貼る地紙が白以外の時は、白フチにするとバランスが取れてGOODです。

「小さなクリップピンで写真をまとめて飾る」

これはちょっと特殊なアイテムですが、かわいいので紹介します。写真ではわかりにくいのですが、紙をはさむ部分と、ピン部分が一体化していて、何かをはさみつつディスプレイするために持ってこいのシロモノです。ただあまり大きいものは×なので、こんな感じで小さな写真を飾るのがおすすめ。たくさん飾るとまとまりが出て、かわいいディスプレイになります。

「靴磨き用のブラシに写真をはさんで飾る」

これは完全にネタの飾り方?! でも、なかなかユニークですよね。靴磨き用のブラシは、1本1本の毛が太くて、写真がはさみやすいのでおすすめ!(笑) フォトクリップ代わりに、ぜひいかがでしょうか。

「糸巻きに糸を巻きつけて写真を飾る」

必要かといえば、はっきり言ってまるっきりNO!なこのパターン。でも、かわいいんです。手芸用の糸巻きに、お気に入りの糸をくるくる巻きつけ、写真の裏側に貼ります。糸巻きに巻きつけた糸の間にピンを通し、壁に刺して固定すればOK。手芸にちなんだ写真だと、もっとかわいく見えるでしょうね。

「古いベッドスプリングに写真をはさんで飾る」

もう使い物にならない古いベッドのスプリングですが、このバネのくるくるの部分に写真をはさんでディスプレイしたらかわいいのでは!?と、そんな単純な思いから、ヤフーオークションでスプリングを競り落とした単純な私・・・でも、その直感は正しく、我が家の重要なインテリアとして今も健在です。バネにこびりついたサビが落ちてくるのが玉にキズ。

「パレットを作って写真を貼って飾る」

某主婦向け雑誌のお仕事で作った、写真の飾り方の一例。ずっとあたためていた、パレットをモチーフにして写真を飾ってみました。普通の厚紙にフリーハンドでパレットを描き、ハサミでカット。赤・黄・青とクレヨンで色を塗り、その上に真四角に切ったL版写真を貼りました。パレットの親指を入れる穴と、本物の絵画用の筆を貼っているところがポイントです! 写真の作品は私が描いたものですが、お子さんが描いた絵を使ってもかわいいと思います。

「クッキー型に写真をはめて飾る」

こちらも、某主婦向け雑誌の作品。今、100均ショップでも色んなクッキー型が手に入りますよね。ベーシックな星型やハート型はもちろん、ペンギンやクマさんなど、動物型もあったりします! その動物の型に合わせた、動物自身の写真をはめこんで飾ってもかわいいかも。

「よれよれのワイヤーに写真を留めて飾る」

私好みの飾り方です! 古道具屋さんから安くゆずってもらった、よれよれのワイヤー。ラフに写真を留めて飾るのにぴったりです。写真は、ちょっと古い感じを出すために白フチ・マット(できれば普通紙などざらっとした紙)でプリントすると、しっくり来ます。

「おろしがねを額に見立てて写真を貼って飾る」

もう、写真の額にするなら何でもアリなんだよ! といういい例でしょうか(笑)。凹凸があまりなく、おろしがねとしてはあまり役立たなそうなシロモノでも、ポラ写真を貼ったらあら不思議。急に生き生きしてきました。

いかがでしたか? なんじゃこりゃ!と思う飾り方ばかりだったかもしれませんが(笑)、ポイントは、“必ずしも写真を飾るためのもの”を使わなくても良いということ。意外性のあるものを使う方がかわいいと思います。皆さんも、身のまわりにあるものをどんどん額代わりに使ってみてくださいね!

最後におまけ。今回のコラムの写真は、全てポラロイド風に仕上げてみました。簡単動作で、どんな写真もポラ風に!フリーソフトなので、ご興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
○ Poladroid
http://www.poladroid.net/

saorinサイト green freak
http://www.green-freak.net/
http://greenfreak.exblog.jp/